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【変貌する街】台東区浅草 東京スカイツリーと共存共栄(産経新聞)

 国際観光地、浅草(台東区)が大きく変わろうとしている。隣接する墨田区押上地区にタワーとして世界一を目指す高さ634メートルの「東京スカイツリー」が平成24年春に開業。観光客が回遊してくるシャワー効果への期待が高まる中、積極的に新タワーと共存共栄を図ろうと、新たな観光スポットの開発、魅力度アップを模索する。老朽化した浅草新仲見世商店街アーケードは全面改築が進み、外国人観光客増に対応する浅草文化観光センターも4月に着工。新タワーのビュースポットとなる隅田川や隅田公園では水辺整備が進められる。(石井豊)

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 浅草の東西を縦貫する新仲見世商店街アーケードは昭和20年代後半から5期にわたり全長約380メートルを整備。ファッションや飲食など108店舗が並び、観光客はもちろん、近隣住民にも親しまれてきた。

 新アーケードはLEDを用いて明るく省エネを図った照明、上品な金色を基調とした色彩が施される。東西の入り口や仲見世通りなどとの交差部分には「顔」となる新ゲートを設置、イメージが一新する。現アーケードは既に半分以上取り外されて新たな骨組みができ、3月下旬に1期工事分が完成。残る2期分も23年春には完工する予定だ。

 浅草の新しいランドマークと期待される浅草文化観光センターは既存センター(同区雷門)を解体し、現地に8階建てで建設される。建築家、隅研吾氏による日本家屋をイメージした斬新なデザインで、外国人観光客から要望の多い外貨両替所の設置、英語ガイドの紹介、団体客の休憩施設など多用な役割を担い、展望テラスからは新タワーが一望できる。台東区が4月に着工、新タワー完成前の23年12月のオープンを目指す。

 また、隅田川には船着き場などがあり、新タワーができると、水辺越しに夜景などが楽しめる絶好のビューポイントに様変わりする。都などは22年度中に吾妻橋周辺に親水テラスや船着き場などを設け、隅田川沿いの隅田公園も23年度中には整備する方針だ。

 浅草観光の核、浅草寺でも半世紀ぶりとなる本堂屋根瓦のふき替えが11月末完成を目指して進んでいる。

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 ◆「粋な商店街に」

 浅草新仲見世商店街振興組合 岩崎隆理事長(70)に聞いた。

 −−アーケードが半分以上取り外されましたね

 「松屋側からオレンジ通りまでは完全になくなり、隠れていたものが現れた。昭和30年代の街並みが戻ったようで、感慨深かったですね。でも、夏にはふさいでしまいます」

 −−東京スカイツリーができアーケードも一新します。どんな商店街を目指していきますか

 「浅草ですから、商店街も粋でなければならない。店の人との応対も気持ちよく、新仲見世に行って楽しかったと満足していただける『一番店舗』を目指したい。新アーケードも『ノスタルジアモダン』をコンセプトに、シンプルで明るいものを第一に、統一感のあるものを目指しています」

 −−東西ゲートに『新』の文字が描かれますね

 「吉住弘区長に揮毫(きごう)していただいた字です。これからも新しいものにチャレンジする、そんな意味も込められています」

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by zu6qlupx3r | 2010-01-13 22:40
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